緊急避妊法とは
避妊しなかった、避妊に失敗したなどの性交後、72時間以内のピル服用により「望まない妊娠」を回避する最終手段のことです。
妊娠というのは排卵・受精・受精卵の着床という3段階で成立し、排卵から着床完了するまでに1週間から10日ほどかかります。
着床完了までに、子宮内の内膜をはがし、着床を回避しなければなりません。緊急避妊薬(アフターピル・後ピル)を飲んでから、内膜が剥がれて消退出血(生理)が起こるまでに早くて3日ほどかかります。72時間(3日間)後の服用で、消退出血が起こるまでに3日とすると、日数的に受精卵の着床を防ぐのには、72時間以内での服用が良いという理由になります。
※緊急避妊は、最終手段の避妊法であり、避妊効果も高いのですが、100%ではないという事は知っておいてください。
緊急避妊薬(アフターピル・後ピル)の種類【ノルレボ錠・プラノバール錠】
緊急避妊と避妊の違い
避妊とは、『望まない妊娠』を回避するため、日頃から低用量ピルの服用や避妊具で計画的避妊を行うことです。
ピルとは経口避妊薬の事で、英語名をOral Contraceptives(OC)と言います。
避妊しなかった場合、避妊に失敗した場合に、妊娠から回避する為に、避妊薬を事後に服用することを緊急避妊と言います。
緊急避妊薬を使用したきっかけに低用量ピルでの避妊を始めた方は非常に多く、パートナーとの避妊知識不足を実感できるのだと思いますが避妊をパートナーだけに任せるのではなく、女性側もピルの服用などで心身の傷から自身で守ることも大事になります。
処方の流れ
医師の問診、診察を行い、特に問題無ければ、すぐに処方し速やかに服用して頂きます。内診などの検査などはありません。また、年齢制限は設けていませんので生殖可能な年代であれば処方できます。
服用後の生理
服用後、月経周期や出血の状況(日数や量)に一時的な変化がみられることがあります。
○予定周期より早まる…15%
○予定周期通り…50%
○予定周期より遅れる…35%
注意事項
◎中絶薬では無いため、妊娠が成立している場合は服用しても効果はありません。
◎妊娠初期・中期に服用した場合は、女性胎児の外性器の男性化又は男性胎児の女性化が起こる可能性があります。
◎受精後1週間経過し妊娠が成立していた場合、服用しても効果はありません。
◎服用後の避妊効果はないため、適切な避妊を行ってください。
◎服用後、妊娠に至ったとしても、胎児に悪影響はありません。
◎服用後、月経のような出血(消退出血)があらわれることがあります。
不正子宮出血や頭痛、吐き気、倦怠感、眠くなるなどの月経時にみられる症状があらわれることがあります。症状が続く場合には、ご連絡ください。
料金表
内服薬 | 料金(税込) | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|
ノルレボ | ¥9,900 | 15~30分 | 1錠1回服用する副作用の少ない緊急避妊薬 ※再処方¥9,900
正規品(製造販売元:あすか製薬) |
※上記金額には、初診料・診察料等すべて含まれます。
※お電話でご予約を。9:15~18:00(最終受付17:30) 完全ご予約制です
お支払方法
- 現金
- クレジットカード(VISA・MASTER・JCB・AMEX・DINERS)
- デビットカード
- 医療ローン(頭金0円~最長84回払いまでの低金利分割)